「新たなスポーツが生まれた」 ユベントスの“面白い”GK練習に反響「やってみたい」

ユベントスGKヴォイチェフ・シュチェスニー【写真:Getty Images】
ユベントスGKヴォイチェフ・シュチェスニー【写真:Getty Images】

シュチェスニー、ブッフォンらが独特なトレーニングに取り組む様子を公開

 サッカーにおいて、11人の中で唯一手が使えるGKは特殊なポジションだ。それゆえに時おり、特殊なトレーニングが生まれることもあるが、欧州強豪クラブであるイタリア・セリエA王者ユベントスのGK練習が「新たなスポーツが生まれた」と反響を呼んでいる。

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 ユベントスは昨季、前人未到のリーグ8連覇を達成し、今季も第12節を消化した時点で首位を走る。失点もリーグ最少の「9」。守護神のポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーをはじめ、今季から復帰した元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンら実力者を擁し、世界屈指のハイレベルな正GK争いが繰り広げられているチームだ。

 そんななか、米スポーツ専門局「ESPN」の番組「スポーツセンター」公式ツイッターは「ユベントスの面白いゲームトレーニング」として、そのGK練習の様子を一部公開した。

 シュチェスニー、ブッフォン、元イタリア代表GKマッティア・ペリン、GKカルロ・ピンソーリオのGK陣4選手がピッチの一角に集結。2人1組となり、2チームの間には腰の高さほどのネットが設けられた。足を使った“フットバレー”かと思いきや、手を使ってバレーボールのようなゲームがスタートする。

 どうやらボールは一度までなら陣地内に落ちてもよく、3タッチ以内に相手陣内に返す(1人が連続してタッチするのは禁止)という、テニスとバレーボールを合わせたような特殊ルール。188cmのペリン以外、全員が190cmオーバーという巨漢揃いのゲームは白熱し、ド迫力のアタックも生まれていた。

 GK練習ではテニスボールを使ったトレーニングなども知られているが、今回のゲームはユニークな内容だったこともあり、投稿には「新たなスポーツが生まれた」「ペリンの反射神経すごい」「シュチェスニーの喜び方(笑)」と様々な反響が寄せられ、中には「私はGKだが、役立つと思う」「良いトレーニングになりそう」「これやってみたい」と実際に取り入れることを検討するコメントもあった。

 サッカー自体が時代とともに進化していくなか、トレーニングメソッドも日々更新されていく。今は斬新に見えるメニューも、近い将来には普遍的なものになるかもしれない。

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