トッテナム、モウリーニョの“愛弟子”イブラヒモビッチ獲得か 交渉成立の鍵は契約期間
インテルやユナイテッドで共闘したカリスマFWに白羽の矢
マウリシオ・ポチェッティーノ前監督の後任としてトットナム新指揮官に就任したジョゼ・モウリーニョ監督が、元教え子である米MLS(メジャーリーグサッカー)LAギャラクシーの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを狙う可能性があるという。英紙「テレグラフ」が伝えている。
昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で準優勝を果たしたトットナム。今季はプレミアリーグでここまでわずか3勝しか挙げられず、第12節を終えて勝ち点14(3勝5分4敗)の14位に沈んでいる。
トットナムは現地時19日に5年半にわたりクラブを率いたポチェッティーノ監督を電撃解任。マンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、レアル・マドリードなどの強豪クラブに数々のトロフィーをもたらした“スペシャル・ワン”を新指揮官に迎えた。
モウリーニョ監督はユナイテッド時代の2016年にパリ・サンジェルマン(PSG)からイブラヒモビッチを獲得。カリスマFWは46試合26ゴールの活躍を見せたが、右膝に重傷を負い、18年3月にユナイテッドを去っていた。
しかし、インテル時代もともに戦った2人の間には強い絆があるとされていて、モウリーニョ監督はイブラヒモビッチのプロフェッショナリズムと勝者のメンタリティーを高く評価しているようだ。トットナムでは元スペイン代表FWフェルナンド・ジョレンテ退団後の穴を埋められておらず、ヨーロッパ復帰を目論むイブラヒモビッチにとっても理想的な契約となる可能性がある。イブラヒモビッチの代理人を務めるミノ・ライオラ氏は複数のイタリアクラブとコンタクトを取り合っているとの報道があり、イタリア情報筋によれば、ライオラ氏は今週に古巣ACミランへ話し合いに訪れたという。
トットナムは、イブラヒモビッチをプレミアリーグに呼び戻すために給与体系を変更するのは望まないようだが、獲得に関心を示している様子。記事では、「トットナムが提示するとすれば短期契約の見込みで、1年6カ月の契約を希望しているとされるイブラヒモビッチは好まないかもしれない」としつつも、「2008年以来タイトルを獲得できていないスパーズに加入し、さらにモウリーニョ監督とともにトロフィーを手にするという“シナリオ”は魅力的に感じるかもしれない」との見解を述べている。
果たして、モウリーニョ監督とイブラヒモビッチは再び一緒に仕事をすることになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)