英紙発表「世界の監督年俸ランキングTOP10」 1位は28億円、アジアクラブから2人
プレミアリーグを連覇に導いたグアルディオラ監督がナンバーワン
英紙「デイリー・ミラー」は、世界で最も高給取りの監督ランキングトップ10を発表。昨季にマンチェスター・シティをプレミアリーグ連覇に導いたジョゼップ・グアルディオラ監督がナンバーワンに輝いた。
グアルディオラ監督は2016年にシティの監督に就任。初年度こそタイトルを逃したが、17-18シーズンにはプレミア史上初の「勝ち点100」で4年ぶりのリーグ優勝に導き、昨季はリーグ2連覇とともにプレミア史上初となる国内3冠を達成した。
「デイリー・ミラー」のランキングによると、そのグアルディオラ監督が世界で最も“高い”監督で推定年俸は2000万ポンド(約28億円)。そして、推定年俸1500万ポンド(約21億円)で2位に続いたのは、現地時間20日にトットナム監督に就任が発表されたばかりのジョゼ・モウリーニョ氏だった。
モウリーニョ氏は監督として、これまでに25個ものトロフィーを手にしてきた。昨年12月にマンチェスター・ユナイテッドを退任してからはフリーとなっていたが、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の後任として、プレミアリーグに復帰した。
3位に入ったのはアトレチコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督だ。英紙「デイリー・メール」によると、推定年俸は1300万ポンド(約18億2300万円)とのこと。中国スーパーリーグの大連一方を率いる元リバプール指揮官のラファエル・ベニテス監督が推定年俸1150万ポンド(約16億1000万円)で4位に続き、広州恒大のファビオ・カンナバーロ監督と、レアル・マドリードに復帰を果たしたジネディーヌ・ジダン監督が推定年俸1000万ポンド(約14億円)で5位タイとなっている。
7位は、今夏から年俸900万ポンド(約12億6000万円)でインテルの指揮官に就いたアントニオ・コンテ監督。リーグ・アン連覇に導いたパリ・サンジェルマン(PSG)のトーマス・トゥヘル監督と、スペイン王者バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督が推定年俸800万ポンド(約11億2200万円)で8位。今季プレミアトップを走るリバプールのユルゲン・クロップ監督が推定年俸700万ポンド(約9億8200万円)で10位にランクインした。