「さよならを言えず…」 解任のポチェッティーノ監督、“別れのメモ”で伝えた思いは?
成績不振でモウリーニョ新監督を招聘 エースのケインはポチェッティーノ前監督に感謝
トットナムは現地時間19日、成績不振によりマウリツィオ・ポチェッティーノ監督を電撃解任し、ジョゼ・モウリーニョ新監督を招聘した。突然の解任劇で選手たちに別れを告げることができなかったアルゼンチン人指揮官は、メモを残して思いを伝えたようだ。英紙「ザ・サン」が報じている。
2014年からトットナムで指揮してきたポチェッティーノ監督は、限られた予算のなかで補強と若手の育成を実現。4年連続でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得するとともに、昨季はクラブ史上初のCL決勝進出を果たした。
だが、今季はプレミアリーグ第12節を消化した時点で3勝5分4敗の14位に沈み、19日にポチェッティーノ監督を電撃解任。モウリーニョ監督の招聘が決まった。
「ザ・サン」紙によると、急遽の人事でポチェッティーノ監督が選手たちに別れを告げる時間がなく、代わりにメモを残してメッセージを伝えたという。
「君たちにさようならを言えず申し訳ない。君たちはいつも私の心の中にいるよ」
主将のイングランド代表FWハリー・ケインは自身の公式ツイッターで「僕の夢を実現することを手伝ってくれて、あなたに永遠に感謝するだろう」と投稿するなど、多くの選手が指揮官との別れを惜しんだ。
トットナムはモウリーニョ新監督の下、ポチェッティーノ前監督が果たせなかったタイトル獲得を果たせるだろうか。
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