「本気で招聘を考えるべきだ」 アーセナルOB、古巣にポチェッティーノ監督を推薦?
アーセナルOBのDFキーオン氏、退任したポチェッティーノ氏を巡って持論展開
トットナムは現地時間20日、5年間チームを率いたマウリシオ・ポチェッティーノ監督の解任を発表した。元イングランド代表DFマーティン・キーオン氏は古巣アーセナルに対して、フリーとなったポチェッティーノ氏の招聘を検討するべきだと述べている。英紙「デイリー・メール」が伝えた。
2014年にトットナムに就任したポチェッティーノ監督は、予算の限られた状況下で選手たちの才能を開花させる敏腕ぶりを発揮し、昨季は異例の“ゼロ補強”のなか、クラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出を果たす快挙を成し遂げていた。しかし、今季はプレミアリーグ第12節を消化した時点で3勝5分4敗の14位に沈む暴落を見せ、クラブは成績不振によりポチェッティーノ監督の解任に踏み切った。
一方、アーセナルでは昨季からウナイ・エメリ監督を招聘し、新指揮官の下での1年目はリーグ5位、EL準優勝という結果を残した。今夏はクラブ史上最高額となる移籍金7200万ポンド(約100億円)を費やしてコートジボワール代表FWニコラ・ペペを獲得するなど、昨季以上の成績を目指して今季の開幕を迎えたものの、現地時間9日の第12節レスター戦に敗れ、公式戦5試合勝ちなしとなったことでエメリ監督は解任の危機に直面している。
アーセナルOBのキーオン氏は、ロンドンで行われた英紙「デイリー・メール」のイベントで、「アーセナルがパニックになる必要はない。なぜなら、我々は最高のシーズンを送っていないのだから。しかし、クラブの上層部は本気でポチェッティーノの招聘を考えるべきだ」と述べ、こう続けている。
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