久保建英の「驚くべき股抜きパス」にスペイン紙も注目 「必見」「相手を無力化」
U-22日本代表に招集された久保、コロンビア戦のプレーにスペイン紙が言及
マジョルカの日本代表MF久保建英は今回の国際Aマッチウィークで、東京五輪を目指すU-22日本代表に招集され、コロンビア戦で先発出場した。今までのメンバーとの連係向上が今後の課題となる一方、高い個人能力を見せる場面もあった。そこにスペイン紙「AS」も注目している。
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試合はコロンビアの鋭いカウンターにチーム全体が手を焼き、久保は得意のドリブル突破を見せる場面もあったがファール覚悟で潰す相手マーカーの守備もあり、ゴールは奪えず0-2で敗戦した。それでも同紙が注目したのは前半23分のシーンだった。
ペナルティーエリア右やや外でMF菅原由勢(AZ)からのマイナスのパスが久保のもとに戻ってくると、コロンビアのマーカーが突破を阻止しようと間合いを詰めてくる。しかし久保はその意図を読んだかのようにダイレクトで叩くと、これが最終ライン裏を抜けた菅原のもとにピタリと合う。ゴールエリア深くをえぐった菅原のラストパスに合わせきれなかったものの、日本が作った大きなチャンスの一つとなった。
このプレーについて同紙は「クボは相手を見極めて、引き付けて、無力化」とのタイトルで紹介。「ワールドクラスが直近で見せた恐るべきプレーに注目してほしい。日本人アタッカーはすでに見せたディティールから分かる通り、信じられないほどのテクニカルな選手だ。驚くべき股抜きパスは必見である」と、相手を見極めたうえでの正確なプレー選択だったと評価している。
久保は第12節ビジャレアル戦でリーガ初ゴールを決めるなど、スペインでも存在感を高めている。U-22日本代表でも見せたスキルを、リーガの舞台でも継続できるかが焦点となる。