バルセロナ、過去最も“期待外れ”の補強は? ワースト3を英選出…1位は「ミステリー」
近年は他クラブからの引き抜きが目立つバルサの“失敗”にフォーカス
スペイン王者バルセロナは今夏にオランダ代表MFフレンキー・デヨンク、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンらを獲得し、チームの戦力の上積みを図った。かつては元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスや同MFアンドレス・イニエスタなど優秀なタレントを育成組織から輩出してきたが、最近では他クラブからの引き抜きが目立つようになっている。英サッカーメディア「Sportskeeda」では、バルセロナの数々の補強の中で最も期待外れに終わった「ワースト3補強」を選出している。
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まず第3位は2009年にウクライナのシャフタール・ドネツクから加入した元ウクライナ代表DFドミトロ・チグリンスキー(AEKアテネ)だ。シャフタールでは若くしてキャプテンを務めるなど期待を集めたセンターバックで、2008-09シーズンにはブレーメンとの決勝戦を制し、当時のUEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)優勝にも貢献した。当時のチームには現チェルシーのブラジル代表MFウィリアンやマンチェスター・シティの同代表MFフェルナンジーニョら後にビッグクラブにステップアップするタレントを多く擁していた。
チグンリンスキーも将来を嘱望された存在で、2500万ユーロ(約30億円)でバルセロナへ渡ったものの、ペップ・グアルディオラ監督が率いた当時のチームでは出場機会を得ることはできず、わずか1年でクラブを去った(シャフタールに復帰)。
2位はランクイン下の2008年にアーセナルから獲得した元ベラルーシ代表MFアレクサンドル・フレブ。ドイツのシュツットガルトでブレークし、アーセナルでも主軸として活躍したドリブラーは複数クラブからの関心が伝えられていた中でバルセロナと4年契約を結んだ。移籍金は1500万ユーロ(約18億円)とそれほどまで高くはなかったが、違約金は9000万ユーロ(約108億円)に設定されていたという。
しかし、1年目は公式戦出場が36試合(うち先発12)に留まり、バルサのサッカーに馴染むことはできなかった。チームは3冠達成の快挙を成し遂げたが、フレブは出場機会を求めて移籍を決意。翌シーズンは古巣シュツットガルトへローン移籍。その後もバーミンガム、ヴォルフスブルクへの期限付き移籍を繰り返したのちに契約解除に至った。バルセロナでのキャリアは実質1シーズンのみで終わっている。
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