久保建英がもたらす“ビジネスチャンス” マジョルカの日本戦略にスペイン紙も注目
日本でユニフォーム販売、マジョルカは戦力面だけでなく経済面でも大きな期待
マジョルカの日本代表MF久保建英はリーグ第12節ビジャレアル戦でスペイン移籍後初ゴールを決めるなど、主力としての立場を徐々に確立している。日本での人気については現地マジョルカでも大きく注目されており、スペイン紙「マルカ」では日本でのマジョルカのユニフォーム発売が開始されることをニュースとして扱っている。
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同紙の記事ではマジョルカのCEOとして働くマヘタ・マッテオ・モランゴ氏と日本サッカー協会常務理事の原博美氏の2ショット写真を掲載。原氏は「TAKE 26」、つまり久保が着用するマジョルカのユニフォームを手にしている。記事によると、これはマジョルカ久保が日本でさらに認知されるきっかけの一つとなるようだ。
「モランゴはマジョルカのブランドをアジア市場に持ち込むために、日本国内で大手のスポーツ用品流通会社の一つと契約を結んだ。タケフサ・クボの加入後、マジョルカは日本で最も人気のあるチームとして地位を確立。今後は『サッカーショップKAMO』の店舗で製品を入手できる予定となっている。これはマジョルカのクラブ財源に大きな収入をもたらし得る」
久保のユニフォームが販売されることで、新たな収入源になると見ている。記事のなかでは「久保が正式に入団して以降、マジョルカはすでにそのメディアでの効果について気付いている」と、戦力面だけでなく経済効果についても触れている。
「将来的な日本サッカーのスターについて、マジョルカはその魅力を利用して、市場をアジアまで拡大する」とも記された久保。レアル・マドリードからのレンタル移籍という立場だが、彼が在籍しているということで、マジョルカはビジネスチャンスを最大限に生かそうとしているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)