「あまりに実力不足」 ベネズエラに惨敗の森保ジャパン、英記者が断罪した日本人選手は?
日本はベネズエラに1-4の惨敗 「なんて悲劇だ!」
日本代表は19日、国際親善試合でベネズエラ代表と対戦。前半だけで4失点を喫する守備の崩壊ぶりを露呈し、ホームで1-4の大敗を喫した。
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この結果を受け、かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ(W杯)を6大会連続で取材した英国人記者のマイケル・チャーチ氏は、「なんて悲劇だ!」と日本の守備崩壊に驚きを示しつつ、先発した日本代表DF佐々木翔(サンフレッチェ広島)について「あまりに実力不足」と辛辣な言葉を投げかけている。また、ベネズエラが見せた力強いパフォーマンスには「日本の目を覚まさせる息吹を吹き込んだ」と指摘している。
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なんて悲劇なんだ! 火曜日の夜、日本の守備陣は震えながら布団についたことだろう。なんとかして眠りにつくことができたとしても、夢の中では(ベネズエラ代表FW)サロモン・ロンドンが待ち構えていて、再び襲いかかる準備をしていたはずだ。
巨大なベネズエラストライカーはパワー、存在感、ボールタッチで守備陣を怯えさせる多大なチャンスを生み出しており、森保監督がピッチに送り込んだ最終ラインよりもはるかに経験値で勝っていたのは確かだ。
かつてウェスト・ブロム・アルビオンでプレーしていた男は卓越した技量の持ち主ではあるが、森保監督の元で守備的な戦術を磨いてきた日本がこれほどの大差で敗れたことだけでなく、前半に関してサムライ・ブルーが試合内容でも圧倒的に凌駕されていたことは、理解に苦しむ事態だ。
最初の45分間で日本が見せた的外れな守備のパフォーマンスは考えられないものだった。コパ・アメリカでチリを相手に0-4で敗れた試合でさえポジティブな要素はあり、スコアほどの差はなかった。