「武藤はまたも日本に無視された」 ハット達成ベネズエラFWとの“明暗”を英メディア強調
ベネズエラのエースFWロンドンがハットトリックで日本を粉砕
日本代表は19日、国際親善試合でベネズエラ代表と対戦し、前半だけで大量4失点を喫する展開で1-4の惨敗を喫した。ハットトリックを達成したベネズエラの絶対的エースFWサロモン・ロンドンがこの日の主役となったが、英メディアは日本代表から遠のいているFW武藤嘉紀(ニューカッスル)との“明暗”を強調している。
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14日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選キルギス戦(2-0)から先発8人を入れ替えた日本だったが、パナソニックスタジアム吹田を静まり返らせたのが今季プレミアの舞台から中国1部大連一方へと移籍したロンドンだった。
前半開始8分、日本の左サイドを突破して放り込まれたクロスに、打点の高いヘディングで合わせて先制点を決めると、同30分、33分にも華麗なパスワークから最後はロンドンがネットを揺らし、あっという間にハットトリックを達成した。
英地元メディア「The Mag」は、昨季までニューカッスルのストライカーを担っていたロンドンの活躍を受け、「ロンドンが武藤不在の日本に26分間でハットトリックを記録」と見出しを打って報じ、「1ゴール目から26分間で素早く火を噴くハットトリックを披露した」と紹介している。
一方、「それとは対照的に、武藤はまたも日本に無視された」と9ヶ月間以上も代表選出から漏れていることを指摘。ニューカッスルでも出場機会を掴めずに苦境の時期を過ごしている武藤だが、日本戦で大爆発を見せたロンドンとの明暗が分かれたことを強調していた。
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