冨安健洋、ボローニャでCB起用? 戦列復帰に伊メディア注目「日本協会にも良いニュース」

東京五輪出場の可能性にも言及 「ボローニャのブランドを最大限に活用できる」
イタリア・セリエAボローニャの日本代表DF冨安健洋は現在、負傷のため戦線離脱中となっているが、復帰が目前に迫っているという。そのなかで来年の東京五輪では日本代表の中心選手となることが期待される冨安の動向に、現地イタリアメディアも注目。「ボローニャと日本が冨安にフォーカス」として、その現状を報じている。
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冨安は今夏、ベルギー1部シント=トロイデンからボローニャに完全移籍。イタリア初挑戦ながら、開幕から右サイドバックのレギュラーとして活躍していた。しかし日本代表として参戦した10月10日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選モンゴル戦(6-0)で負傷。左大腿二頭筋の損傷と診断され、30~40日の離脱となっていた。
ただ、クラブは今月17日に冨安が練習に復帰したことを発表しており、実戦復帰も近づいているようだ。そんななか、「ガゼッタ・デロ・スポルト」が提携するボローニャ情報サイト「トゥットボローニャ・ウェブ」は「ボローニャと日本が冨安にフォーカス」と見出しを打ち、現在の状況を報道。「冨安の復帰はボローニャだけでなく、日本サッカー協会にとっても良いニュースだ」として、次のように伝えている。
「まずはボローニャでベストな状態にあることを見せなければならない。日本人は移籍市場が開く1月まで、センターバック(CB)としてプレーする可能性もある。この有望株はシーズン当初、非常にハツラツとしたプレーを見せていた」
熾烈なポジション争いが待っていることは間違いないものの、復帰後は本来のCBとして出場する可能性もありそうだ。さらに東京五輪に参戦する日本代表について言及し、「冨安は単に招集されるだけでなく、日本のキャプテンを務める可能性もある。そうなればボローニャのブランドを最大限に活用できるだろう」とされている。
ボローニャでも日本代表でも、次代を担うDFとして大きな期待を受ける冨安。その戦列復帰と五輪出場の可能性は、日本だけでなくイタリアでも注目を浴びているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)