不振トッテナム、監督解任は“時間の問題”か 英紙「最終局面に追い詰められている」
プレミアリーグで14位に低迷、複数の後任候補も浮上
トットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、成績不振により解任されるのは時間の問題だと、英紙「デイリー・メール」が報じた。昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準優勝のスパーズだが、今季はプレミアリーグ12試合でわずか3勝と低迷している。
今季のトットナムは本拠地でのプレミアリーグ開幕戦でアストン・ビラを3-1で下す幸先の良いスタートを切った。第2節でも王者マンチェスター・シティと敵地で2-2と引き分け、今季もタイトル争いへの期待が高まった。
しかし、その後はニューカッスルやレスター・シティ相手に敗れて黒星を重ねると、9月にはリーグカップ3回戦で格下の4部コルチェスターに敗戦。10月1日のCL第2節ではバイエルン・ミュンヘンに2-7と大敗を喫した。このあたりから、ポチェッティーノ監督に対する風当たりが強まっていった。
プレミアリーグでは12試合を終えて3勝5分4敗、勝ち点14の14位に沈んでいるトットナム。CLではグループBの2位につけているものの、首位バイエルンには力の差をまざまざと見せつけられた。「デイリー・メール」によれば、アルゼンチン人指揮官の立場は非常に危うくなっており、解任はもはや時間の問題だと指摘されている。
「トットナムのボス、マウリシオ・ポチェッティーノはクラブでの最終局面に追い詰められている。クラブを去るかどうかというよりは、いつ去るかという印象だ」
記事ではこのように記されている。クラブの内部では、ポチェッティーノ監督の手腕で再びトップ4争いをするレベルに戻れるかどうかという不安が浮かび上がっているという。
すでに後任候補となる名前も複数挙がっているようだ。候補者リストにはボーンマスのエディ・ハウ監督、RBライプツィヒのユリアン・ナーゲルスマン、ナポリのカルロ・アンチェロッティ監督など錚々たる顔ぶれが並んでいる。
ポチェッティーノ監督はマンチェスター・ユナイテッドの次期監督候補とも噂されている手腕の持ち主だが、トットナムでの時間は終わりを迎えることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)