「スペインやフランスのレベルにない」 DFボヌッチ、伊代表の“経験不足”を主張も…

イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ【写真:Getty Images】
イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ【写真:Getty Images】

新体制のイタリア代表、昨年11月以降は10戦全勝もボヌッチが上位国との差を強調

 15日に行われたEURO(欧州選手権)2020予選でボスニア・ヘルツェゴビナ代表を破ったイタリア代表のDFレオナルド・ボヌッチは、昨年11月以降、イタリアが10戦全勝としているものの「経験不足のため、スペインやフランス、ドイツ、イングランドのレベルにはない」と主張。そのうえで、自分たちが彼らのレベルに到達できると感じていることを明かした。衛星放送「ビーイン・スポーツ」が報じた。

 昨年のロシア・ワールドカップ出場が叶わないという屈辱を受けたイタリアは、ジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督からロベルト・マンチーニ新体制へとスイッチ。その後、11月以降は10戦全勝を飾るなど、すでにEURO2020本大会への出場を決めている。

 予選の最終戦であるアルメリア戦に向けた記者会見に臨んだボヌッチは「我々はヨーロッパのトップチームのレベルに到達するだろう。だが、ここ数年、重要なことを成し遂げたチームと戦っていくためには、まだ改善する必要がある」と主張。チームは着実に進歩しているものの、まだまだ欧州の上位国とは差があることを強調した。

「我々は経験が不足しているため、スペインやフランス、ドイツ、イングランドのレベルにはない。彼らには世界トップクラスの選手がたくさん揃っているが、我々はそうではない。ただ、我々はそのレベルに到達するすべての資質とポテンシャルを持っていると思うよ」

 まだまだチームとして強くなる必要があることを説いたボヌッチ。しっかりとアルメリア戦を勝利で終え、全勝でEURO2020に挑むことができるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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