「まさに達人」 ドイツ代表MFクロース、鮮やかターンの一撃に称賛 「なんてコントロールだ」
EURO本大会出場を決めたベラルーシ戦で決めた4点目に脚光
ドイツ代表は現地時間16日、欧州選手権(EURO)2020予選ベラルーシ戦に臨み、4-0の勝利を収めた。この試合で2得点を挙げたMFトニ・クロース(バイエルン・ミュンヘン)の2点目にEURO公式インスタグラムが脚光を当てている。
EURO本大会出場に肉薄していたドイツは、ホームでベラルーシと対戦した。前半41分にDFマティアス・ギンター(ボルシアMG)のゴールで先制すると、ハーフタイムを挟んで後半4分にはMFレオン・ゴレツカ(バイエルン)が追加点奪取。同10分にはクロースも決めてリードを3点に広げ、勝利に大きく近付いた。
そして同38分、クロースに再びチャンスが訪れる。ペナルティーエリア内右寄りでボールを持ったMFイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)からの横パスを受けると、背後から迫るDFをあざ笑うかのように右足裏を使ってターン。さらに寄せてきたもう1人のDFを右足のキックフェイントで軽々とかわし、左足のシュートでニアサイドを打ち破った。
流れるようなプレーから決めた一撃を、EURO公式インスタグラムはその日の最優秀スキルを決める「スキル・オブ・ザ・デイ」に選出して紹介。コメント欄では「なんてコントロールだ」「史上最高のMF」「まさに達人」と称賛のコメントが寄せられていた。
ドイツはベラルーシ戦の勝利により、EURO2020出場が決定。昨年のロシア・ワールドカップ(W杯)では失意のグループリーグ敗退となったが、まもなく30歳とベテランの域に達しつつあるクロースとともに、名誉挽回の大会とすることができるだろうか。
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