森保ジャパン、親善試合ベネズエラ戦「先発予想」 中島翔哉はトップ下起用の可能性も
14日のキルギス戦メンバーを中心に、新戦力との“融合”図る
森保一監督率いる日本代表は19日、大阪府吹田市内で国際親善試合ベネズエラ戦(パナソニックスタジアム吹田)に臨む。今回は、14日に臨んだ敵地のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選キルギス戦(2-0)で起用した主力のMF南野拓実(ザルツブルク)やDF吉田麻也(サウサンプトン)ら一部欧州組を招集せず。キルギス戦を戦ったメンバーを軸に新戦力との融合を図る。
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森保監督は前日会見で「基本的にはキルギス戦を戦った選手たちを軸。4バックのシステムをスタートで」と明言。GK権田修一(ポルティモネンセ)、DF植田直通(セルクル・ブルージュ)、MF柴崎岳(デポルティボ)、MF原口元気(ハノーファー)、FW永井謙佑(FC東京)を中心に先発を組んでいくものの、長距離移動による疲労も考慮するだろう。途中出場含めて、新戦力のDF進藤亮佑(北海道コンサドーレ札幌)、DF荒木隼人(サンフレッチェ広島)、MF古橋亨梧(ヴィッセル神戸)、FWオナイウ阿道(大分トリニータ)の4人や、これまで招集されながらも出場機会になかなか恵まれなかった選手にも出番が回ってきそうだ。
森保ジャパンはこれまで、4-2-3-1の布陣で2列目にはMF中島翔哉(ポルト)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(PSV)が主力として活躍してきた。キルギス戦は途中出場で、今回の大阪に同行している中島はスタートから出場する可能性が高いが、定位置の左だけではなく、トップ下に入ることも考えられる。また新たな攻撃陣として、ベネズエラゴールに迫ることとなるだろう。
2022年のカタールW杯に向けて、貴重な新戦力を試す機会。12月に開催されるE-1東アジア選手権でも国内組の選手はアピールの機会があるが、今回出番が回ってきた選手には来年のW杯予選に食い込んでいくような活躍が求められることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)