「久保選手がいないならよりやりやすい」 ベネズエラ代表監督、久保“不在”に安堵も組織力警戒
森保ジャパンとの親善試合に向けた公式会見に出席
森保一監督率いる日本代表は19日、大阪府吹田市内で国際親善試合ベネズエラ戦(パナソニックスタジアム吹田)に臨む。ベネズエラを率いるラファエル・ドゥダメル監督はMF久保建英(マジョルカ)の不在に安どの表情を見せ、「よりやりやすい」と冗談交じりに話した。
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昨年11月以来の対戦となるベネズエラ。昨年は森保ジャパンの中軸を担う“カルテット”のMF中島翔哉(ポルト)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(PSV)の2列目にFW大迫勇也(ブレーメン)が先発しながらも、DF酒井宏樹(マルセイユ)の1得点に終わり、1-1で引き分けた。1年ぶりの対戦に、ドゥダメル監督は日本の組織力を警戒した。
「試合の中でどこかしらのタイミングで対戦相手と比較して違いを生み出せるような選手が活躍して勝利に至る。日本代表の特定の選手を挙げるよりも日本の組織としての力が素晴らしいとお伝えするにとどめさせてほしい。警戒すべきは日本の組織力。それぞれのラインでの強さだと思っている」
そう話した後、再びマイクに向けて口を開いた同監督。「日本の選手たちはアジアでの予選を戦い終えて久保選手がいないと理解しているんですが、合っていますか?」。会見に出席していた報道陣がうなずくと、「だったら、状況はよりやりやすくなると思う」とニヤリ。今回はU-22日本代表として前日17日にU-22コロンビア代表との対戦(0-2)に臨んだ久保の“不在”にはほっとしたようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)
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