“炎の守護神”川口能活のJ3相模原加入が決定 清商の先輩の下でプロ23年目のシーズンへ

40歳で迎える新たな挑戦に「全身全霊で頑張ります」

 J3のSC相模原は25日、今季限りでJ2のFC岐阜を退団する元日本代表GK川口能活の、来季加入を発表した。11月27日に岐阜との契約満了が発表された際、現役続行の意思を示していた”炎の守護神”は、清水商業高校(現清水桜が丘高校)の先輩である望月重良氏が代表を務める相模原で、新たな一歩を踏み出すことになった。

「今回クラブの代表で高校の先輩でもある望月重良さんに声をかけて頂きました。新たなチャンスを与えて頂いたことに感謝し、相模原のため、そして相模原の歴史の一部になれるように全身全霊で頑張ります」

 1994年に横浜マリノス(現横浜F・マリノス)に加入し、95年からレギュラーとしてプレーするようになって以来、川口は常に全力で戦い続けてきた。アトランタ五輪での”マイアミの奇跡”を皮切りに、日本代表史上最多となる4度のワールドカップ出場を経験するなど、鬼神の如きスーパーセーブを連発して日本サッカーの歴史を築いてきた。

 そんな40歳の”生けるレジェンド”が来季、プロ23年目のシーズンを戦う。サッカーに全身全霊を捧げる川口のプレーは、J3に一つの彩りを与えてくれそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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