インテルDFゴディン、“人生初の3バック”を語る 馴染みある4バックとの「違い」とは?
コンテ監督の下で「高い位置まで進出することにトライしている」と明かす
今季からイタリア・セリエAのインテルに移籍したウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンは、新生活で充実した日々を過ごしているようだ。イタリア衛星放送局「スポーツ・メディアセット」のインタビューに対し、「人生で初めて3バックを経験している」という新たな挑戦について語った。
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インテルには今季からアントニオ・コンテ監督が就任した。アトレチコ・マドリードからやってきたゴディンの加入と同じタイミングで就任した指揮官は、3-1-4-2システムを基本に戦っている。ゴディンはそのなかで右のストッパーが定位置になった。
ビルドアップにも関わっていくプレーを見せているゴディンだが、そのシステムについて「3バックと4バックにはかなり違いがあるよ」と話す。そして「人生のすべてを4バックでプレーしてきたからね。ウルグアイ代表でも、アトレチコでもそうだ」と語り、その違いと現在の充実に言及した。
「インテルの3バックにはスペースがあるから、より攻撃的にプレーしないといけない。より、高い位置まで進出することにトライしているよ。そして、監督が求めるからこそ、多くの場面でサイドバックの背後をカバーするんだ。それはシステム的な違いだね。インテルに来てから、監督の要求にできるだけ応えて成長しようとトライしている。重要なことは、チームが良く機能することだからね」
インテルはリーグ内でも強者の位置づけにあり、イタリアは伝統的に守備的な要求が強いリーグでもある。そのため、インテルは対戦相手から後ろに軸足を置いたスタイルで対峙されることが多い。そうしたなかでの3バックだけに、後ろに重くならないための位置取りが重要になる。そして、高い位置を取るウイングバックの背後でサイドのカバーに出ていくことは、4バックではあまり要求されないプレーだ。
しかし、そういった新しい挑戦をゴディンは肯定的に捉えているようだ。長年プレーしたアトレチコから移籍したことで、ベテランの域に入りながらも新たな扉を開こうとしていると言える。
インテルは、リーグ8連覇中のユベントスをストップする存在としても期待が掛かる。ゴディンは「インテルはチーム全体で違いを作り出すスタイルだから、全体が機能することが大切だ」と話す。新たな挑戦をしているゴディンは、インテルにタイトルをもたらすことができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)