公式戦3連敗中で窮地のファン・ハール ストーク戦は「勝たなければならない試合」
メディアの批判に怒りも、自身の立場が安泰でないことは理解
マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督はボクシング・デー(12月26日)に行われるストーク戦の必勝を誓った。メディアの批判や解任報道に対して「申し訳ないと思わないのか?」と怒りをぶちまけたオランダ人監督は「勝たなければならない試合」と気を引き締めた。監督は怒りの会見後、クラブ公式TV「MUTV」に対して次節についての意気込みを語った
解任報道に怒りのファン・ハール監督だが、自身の立場が安泰でないことは理解しているようだ。公式戦3連敗中で、リーグ戦で最後の勝利は11月21日のワトフォード戦まで遡る。必勝体制でストーク戦へ臨む準備を整えている。
「(ストーク戦は勝たなければならない?)ああ、そう思うよ。なぜなら、我々は3連敗中。我々には勝利が必要だ。1ヵ月前、我々はプレミアリーグ首位だった。今は状況が一変したが、次の月には再びタイトル争いのポジションにつくことも可能だろう。そのためにはまず集中して、ストーク戦に勝つことだ」
リーグ戦の折り返しを迎える年末年始。まずは難敵ストークとのアウェーゲームということもあり、「例えば、彼らはマンチェスター・シティに勝っている。あのグラウンド(ストークの本拠地ブリタニア・スタジアム)は特別だ。あの場所で良いフットボールをするのは簡単じゃない」と、指揮官は警戒心を強めた。
page1 page2