U-22日本代表、コロンビアに0-2で敗れる 堂安&久保の2シャドーで臨むも攻撃陣不発

堂安律はスタメン出場も結果を残せず【写真:浦正弘】
堂安律はスタメン出場も結果を残せず【写真:浦正弘】

後半に2失点を喫し、選手交代で挽回を図るも奏功せず

 森保一監督率いるU-22日本代表は17日、国際親善試合コロンビア戦に臨み、0-2で敗れた。

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 日本はA代表常連でもあるMF堂安律(PSV)とMF久保建英(マジョルカ)がそろって先発。3-4-2-1システムでFW上田綺世(鹿島アントラーズ)の背後に位置する2シャドーとして、攻撃の中心を担った。

 互いに慎重な試合の入り方となったなか、決定的なチャンスはなかなか生まれない展開となる。前半20分にはカウンターからMF中山雄太(PECズヴォレ)が左足のミドルシュートを放つも、ミートし切れずゴール右へ。同26分にはコロンビアのロングボールからピンチを迎えたが、シュートは枠を捉えず事なきを得た。

 同30分を過ぎたあたりから自陣深い位置でのセットプレーが続き、やや押し込まれる時間帯が増える。同36分には自陣でのパスミスから1対1のピンチが生まれかけたが、GK大迫敬介(サンフレッチェ広島)の素早い対応もあり、相手のシミュレーション判定に。さらに自陣でのクリアがDFに当たり、ゴールに向かってとんだボールを大迫がかき出す際どい場面も生まれたが、前半は0-0のまま終了となった。

 日本は後半開始から上田に代えてFW小川航基(水戸ホーリーホック)を1トップに投入。しかし同2分、クロスのこぼれ球を拾われ、コロンビアFWサンドヴァルに先制点となるゴールを奪われてしまう。

 ビハインドを背負った日本は前への圧力を強め、同6分には左サイドを抜け出した堂安のクロスに小川が飛び込んだが、わずかに合わず。すると同14分、コロンビアMFラミレスにカットインから左足のシュートを決められ、点差は「2」に広がってしまった。

 日本は2点ビハインドとなり、MF三好康児(アントワープ)とDF菅大輝(北海道コンサドーレ札幌)を同時投入。システムも4バックに変更して前に出ようとするが、なかなかゴールに迫ることができない。同35分にはペナルティーエリア内で久保のパスを受けた堂安が右足を振り抜いたものの、ジャストミートせずGKがキャッチ。直後の同36分には堂安のパスから小川が抜け出しシュートに持ち込んだが、左ポストに嫌われてしまった。

 終盤にはドリブラーのFW食野亮太郎(ハーツ)とスピードスターのFW前田大然(マリティモ)を投入してゴールを目指した日本だが、最後まで1点が遠く0-2で敗戦。今後に向けて課題を残す結果となった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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