元独代表DFマテウス、古巣バイエルンの苦境に“解決策”を提案 「決定的な人材だ」
昨季からコバチ監督が指揮、フランクフルト戦の大敗をきっかけに退任
ドイツの絶対王者でかつて活躍した元ドイツ代表DFローター・マテウス氏は、古巣バイエルン・ミュンヘンにとって最善の解決策は、2013年から16年まで同クラブを指揮したジョゼップ・グアルディオラ氏が復帰することだと述べている。英紙「デイリー・メール」が伝えた。
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昨季ブンデスリーガで前人未到の7連覇を達成し、ドイツで絶対王者として君臨しているバイエルン。昨季から指揮を取っていたコバチ監督は就任当初から一部選手との確執なども伝えられていたなかで、就任1年目からリーグ戦と国内カップ戦の二冠を達成していた。
しかし、今季は11試合を終えて、6勝3分2敗の勝ち点21で現在3位。現地時間2日のフランクフルト戦で1-5と大敗したのをきっかけにコバチ監督は翌日に退任し、現在はアシスタントコーチを務めていたハンス・フリック氏が暫定監督としてチームを率いている。
後任監督人事が大きく話題になるなか、マテウス氏はドイツ紙「ビルト」のインタビューで、かつてバイエルンをリーグ3連覇に導き、DFBポカール、UEFAスーパーカップとクラブワールドカップを1度ずつの計6個のタイトルをもたらしたグアルディオラ氏(現マンチェスター・シティ監督)が復帰するべきだと考えているようだ。
「もしバイエルンがポゼッションサッカーをやりたいのなら、グアルディオラ以上の解決策はない。バイエルン・ミュンヘンにとっても、ブンデスリーガにとっても、決定的な人材だ」
バイエルンは来夏に向けて、次期監督の候補リストを作っているとされているが、グアルディオラ氏のシティでの契約は2021年まで。果たして、バイエルンはどのような“解決策”を見出すのか、今後の動向に注目したい。
(FOOTBALL ZONE編集部)