U-22日本代表、国内“お披露目”コロンビア戦「先発予想」 堂安&久保で両シャドー形成か
A代表で活躍する堂安と久保が初めて揃って先発か
U-22日本代表が16日、国際親善試合U-22コロンビア戦(17日/エディオンスタジアム広島)に向けて公式練習に臨んだ。この日、A代表を率いて敵地で行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選キルギス戦(2-0)から帰国した森保一監督は即広島入り。東京五輪世代にとって国内“お披露目”となるコロンビア戦ではすでにA代表で主力として活躍し、同世代では初招集となったMF堂安律(PSV)と、スペイン1部でゴールも挙げているMF久保建英(マジョルカ)が両シャドーを務める可能性が高くなった。
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ダブルエース候補の堂安と久保はA代表で練習をともに積んでいるものの、揃って先発となれば初めて。2年半前の2017年U-20W杯韓国大会では、同5月21日グループリーグ第1戦南アフリカ戦(2-1)で堂安は先発、後半から久保が入った。この時は1-1の後半27分にトップ下に入った久保からのパスを右サイドの堂安が決めて、勝ち越し。これが決勝点となり、逆転勝利に導いた。
今回も、同世代が長年採用されているシステム3-4-2-1で、右シャドーに堂安、左シャドーに久保が入る可能性が高い。この日の練習後は、横内昭展コーチを含めて3人でシャドーのポジション取りを最後まで確認。14日に行われたサンフレッチェ広島との練習試合(35分×2本/0-1)では22人の招集メンバーのなかで、堂安1人だけ出場しなかったが、“ぶっつけ本番”でも2人ならクオリティーの高さを見せられる。
守護神は“ホーム”のGK大迫敬介(広島)、3バックにはA代表のDF板倉滉(フローニンゲン)ら。ボランチは、主将のMF中山雄太(ズウォレ)と唯一の大学生MF田中駿汰(大阪体育大)が濃厚か。背番号10のMF三好康児(アントワープ)はベンチスタートとなりそうだ。
A代表の3人がそろい踏みとなる一戦。森保監督の采配に注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)