「ソン・フンミンはレバノンで馬鹿にされた」 “無観客”で不発の韓国人エースに英注目

韓国代表のソン・フンミン【写真:Getty Images】
韓国代表のソン・フンミン【写真:Getty Images】

2戦連続で無観客試合となった韓国、敵地でレバノンにスコアレスドロー

 韓国代表は現地時間14日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でレバノン代表と対戦し、敵地で0-0と引き分けた。この一戦では、試合直前に無観客試合の実施が発表される異例の事態となったが、2戦連続で不発に終わった韓国代表FWソン・フンミンについて、英メディアは「レバノンのファンに馬鹿にされた」と取り上げている。

 前節で北朝鮮と対戦した韓国だったが、アウェーの平壌で行われた“南北対決”は韓国での生中継や報道陣が完全にシャットアウトされ、アナウンスのない無観客試合が実施されたことから大きな波紋を呼び、試合もスコアレスドローで終えていた。

 レバノン戦もアウェーでの一戦となったが、先月から政府の経済対策に対する抗議運動が激化していたことから、安全面を踏まえて試合直前に無観客試合とする決断が下された。韓国にとっては2試合連続で無観客試合を強いられる、異例の事態となった。

 絶対的エースのソン・フンミンは先発出場したものの、不発に終わり、北朝鮮戦に続くスコアレスドローで勝ち点を取りこぼすことになった。英メディア「HITC」は、「トットナムのエース、ソン・フンミンはレバノンのファンに馬鹿にされた」と見出しを打って報じ、0-0で終わった試合後に「容赦ない嘲笑が浴びせられた」と、SNS上でのファンの投稿を紹介している。

 韓国にとっては、2試合連続で突然の無観客試合となり、それが2戦連続スコアレスドローという不完全燃焼な結果に影響を及ぼしたのかもしれないが、アジアを代表するエースストライカーは、その知名度の高さから不発に終わったことが英メディアでもネガティブに捉えられたようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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