英国代表2人が口論、ファンのブーイングに傷心 ファン・ダイクが擁護「1人にしてあげて」
シティFWスターリング、リバプールDFゴメスが試合で火花 代表でも激しい口論
リバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、いわれのないファンからのブーイングを浴びて傷心のイングランド代表DFジョー・ゴメスのメンタル面を気遣い、「1人にしてあげて」と擁護している。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。
リバプールでプレーするゴメスは10日に行われたプレミアリーグ第12節のマンチェスター・シティ戦で同胞のスターリングとピッチ上で激しくやりあうなど火花を散らした。その後、代表チームに合流すると、スターリングとゴメスは激しい口論に発展したという。騒動を引き起こしたのはスターリングのほうで、モンテネグロ戦のメンバーから外される異例の事態となった。
一方のゴメスは14日の欧州選手権予選モンテネグロ戦(7-0)に途中出場。しかし騒動の影響からか、ピッチに入る際などにスタンドのファンからブーイングを浴びた。このブーイングにゴメスは精神的にダメージを受けていると報じられている。
ゴメスとリバプールで同僚のファン・ダイクは騒動について、こうコメントしている。
「私はもうこのことについて話すのは止めるべきだと思う。もう起きてしまったことだ。彼らはもう気持ちに整理をつけている。みんなが前に進む必要がある。特にジョーは1人にしてあげるべきだ。ただ、本当に残念な出来事だったことは間違いない」
騒動の引き金を引いたスターリングもSNSを通じて騒動を釈明し、ゴメスへのブーイングは不当だと主張。ファン・ダイクは事態を「残念」としたうえで、すでに解決に向かっている問題を周囲が過剰に騒ぎ立てるべきではないと語っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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