ベイルの“意味深発言”でレアル退団報道過熱? 「ウェールズのほうがエキサイティング」
移籍先を探していたとされるベイル、EUROアゼルバイジャン戦に向けた会見で発言
レアル・マドリードを離れる意思があるとされるウェールズ代表FWガレス・ベイルは、16日に行われるEURO2020予選のアゼルバイジャン戦に向けた会見で「ウェールズ代表でのプレーのほうがエキサイティング」と発言した。スペイン紙「マルカ」が報じている。
前回の代表活動期間で負傷したベイルは、レアルの公式戦を欠場し続けてきた。しかし、今回、再び代表に招集されるとチームに合流し、ウェールズのためにプレーする見込みだ。
会見でベイルは、「ウェールズ代表で、僕は母国の言葉で話すことができるし、より快適に過ごすことができる。間違いなく、ウェールズ代表でのプレーのほうがエキサイティングだね」と、クラブでのプレーよりも代表でのプレーに熱が入ると明言した。
その理由についても、「僕はほとんどの選手たちと一緒にいたし、特に年長の選手たちとは、U-17の頃から一緒だった。仲の良い友人たちと集まって、日曜日に公園でボールを蹴るような感覚なんだ」と説明。その後、「ピッチに立てば、何も変わらない。どこでプレーしていても、僕は常に100%でプレーしているし、そのために努力をしている」と付け加えている。
レアルでプレーしていないものの、ウェールズ代表としてプレーすることについては、タイミングの問題であったことを強調している。
「怪我から可能な限り早く復帰できるように努力してきた。今週、レアルの試合があれば、僕の状態は整っているし、プレーするために練習していただろう。あまり良い印象を持たれないかもしれないが、代表戦があった今週、僕は全体練習に加われる状態に戻ったんだ。状態がフィットしていれば、僕はどこであってもプレーしようとするよ。それがウェールズでも、レアルでもね」
今シーズンの開幕前にはジネディーヌ・ジダン監督の構想外とされ、移籍先を探していたとされるベイルだが、この発言によって去就問題が再び過熱しそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)