マンU、南野の同僚FW獲得へスカウト派遣 攻撃陣強化を目指し争奪戦に本腰
スールシャール監督が同胞の19歳FWホランドに熱視線
マンチェスター・ユナイテッドが今、最もホットなティーンエイジャーの獲得に本腰を入れているようだ。ターゲットとなっているのは、ザルツブルクで日本代表MF南野拓実と同僚のノルウェー代表FWエルリング・ブラウト・ホランド。指揮官はこの同胞の獲得に向け、最も信頼を置くスカウトを視察に派遣したと、米メディア「The Athletic」が報じている。
19歳のホランドは今季、欧州サッカーシーンで最も注目される若手タレントの1人だ。国内のリーグ戦で12試合15得点、カップ戦で2試合4得点を決めているだけでなく、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも4試合7得点と大暴れ。合計18試合で26得点と驚異的なペースで得点を重ねている。
その活躍からレアル・マドリードなどメガクラブからの関心が盛んに報じられているが、ノルウェー代表としても活躍するストライカーを同国のレジェンドも放っておくはずがなかった。
記事によれば、“赤い悪魔”を率いる元ノルウェー代表FWのオレ・グンナー・スールシャール監督は、ホランド獲得に向けて最も信頼を置くスカウティングスタッフのシモン・ウェルス氏を視察に送っているという。
ユナイテッドは今夏、ベルギー代表FWロメル・ルカクとチリ代表FWアレクシス・サンチェスをともにインテルへ放出。前線が手薄な状況だけに補強の噂は絶えない。即戦力として、ユベントスの元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチ獲得が取り沙汰されているが、将来を見据えればより若いホランドの獲得に動くのも理にかなっているだろう。争奪戦必至と目される逸材を獲得することはできるのか。今後の動向に注目だ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)