「キルギス戦出場14人」を金田喜稔が採点 W杯予選4連勝に潜む日本の“マイナス面”は?
中島のシュート意欲の低下を危惧 「少し自信がなくなっている印象を受ける」
<途中出場>
■中島翔哉(ポルト/MF/←後半33分IN)=評価なし
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
ドリブラーだが、ピッチコンディションが悪くてもクオリティーの高いプレーができる。ただ、前戦のタジキスタン戦から気になるのは、シュートへの意欲が少し落ちていること。この試合では約15分間とプレー時間が限られていたものの、本来の中島ならこの短い時間でもっとシュートを狙ってもおかしくない。プレーに迫力を欠いたのは、ポルトで試合に出られていない影響なのか、少し自信がなくなっている印象を受ける。微妙なタッチ、微妙な感覚で今まで行けたところで行けていない。ピッチ上での表情が少し楽しそうでないのは、気になるところだ。
■山口 蛍(神戸/MF/←後半33分IN)=評価なし
遠藤に代わって久しぶりの出場。候補者の多いボランチで、短い時間のなかで大きなインパクトを残すことはできなかった。森保監督も評価するだけに、次のベネズエラ戦が正念場になるのではないだろうか。
■鈴木武蔵(札幌/FW/←後半42分IN)=評価なし
プレー時間はわずかで、自らの持ち味を見せるには至らず。1トップで大迫に次ぐ存在になれるのかは、次のベネズエラ戦で試されるだろう。
[PROFILE]
金田喜稔(かねだ・のぶとし)
1958年生まれ、広島県出身。現役時代は天才ドリブラーとして知られ、中央大学在籍時の77年6月の韓国戦で日本代表にデビューし初ゴールも記録。「19歳119日」で決めたこのゴールは、今も国際Aマッチでの歴代最年少得点として破られていない。日産自動車(現・横浜FM)の黄金期を支え、91年に現役を引退。Jリーグ開幕以降は解説者として活躍。玄人好みの技術論に定評がある。
(金田喜稔 / Nobutoshi Kaneda)
金田喜稔
かねだ・のぶとし/1958年生まれ、広島県出身。現役時代は天才ドリブラーとして知られ、中央大学在籍時の77年6月の韓国戦で日本代表にデビューし初ゴールも記録。「19歳119日」で決めたこのゴールは、今も国際Aマッチでの歴代最年少得点として破られていない。日産自動車(現・横浜FM)の黄金期を支え、91年に現役を引退。Jリーグ開幕以降は解説者として活躍。玄人好みの技術論に定評がある。