韓国紙、初お披露目の日本代表“新ユニフォーム”に再注目 「世界的な批判は避けられない」
キルギス戦で日本代表“新ユニフォーム”がデビュー、韓国紙がデザインに改めて言及
日本代表が14日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の敵地キルギス戦に2-0で勝利した。この日、日本代表が先日発表された“新ユニフォーム”を着用して試合に臨んだことに、韓国メディアが改めて注目している。
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スポーツ紙「スポーツ韓国」は、「W杯アジア予選で、軍服を連想させるデザインで、騒動になった新ユニフォームを公開した」と伝え、試合内容よりも初お披露目となった新しいユニフォームについて言及。同紙は「公開当時から迷彩柄のデザインが話題のユニフォームを着ての初の試合だった。日本は青空をコンセプトに、青、白、黒が混ざったユニフォームを発表したが、公開当時から軍服を連想させると問題も多かった」と指摘しつつ、「このような軍服を想起させるようなデザインで、世界的な批判は避けられなくなった」とも伝えている。
もっとも、本来のコンセプトは「日本晴れ」であり、軍服のイメージでないことは明らか。韓国が日本のユニフォームのデザインについてここまで執着する理由は、スタジアムでたびたび見られる“旭日旗”問題が、今もなおくすぶっており、迷彩柄のユニフォームが“戦争”を想起させるからだという。
このデザインもいずれ見慣れていくものと思われるが、果たして……。
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(金 明昱 / Myung-wook Kim)
金 明昱
1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。