日本代表、W杯予選4試合を総括 招集全28人を査定…最もチームに貢献した“MVP”は?

大迫不在の間、代役候補たちが不完全燃焼 鈴木はバックアップ勢で唯一のノーゴール

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■大迫勇也(ブレーメン)=★★★☆☆

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1試合(90分)
ミャンマー戦:先発/90分
モンゴル戦:未招集
タジキスタン戦:未招集
キルギス戦:未招集

 太ももの負傷で10月、11月は招集を回避。その間、チームはモンゴル戦でこそ大勝を収めたが、敵地でのタジキスタン戦、キルギス戦では前線にボールが収まらず、改めて大迫の重要性が証明された。出場1試合のため及第点止まりとしたが、替えが効かないという意味では、森保ジャパンにもたらす好影響は群を抜いている。

■永井謙佑(FC東京)=★★☆☆☆

3試合(167分):1得点
ミャンマー戦:SUB
モンゴル戦:先発/70分/1得点
タジキスタン戦:途中出場/10分
キルギス戦:先発/87分

 今予選で言えば、大迫に次ぐ1トップの2番手。モンゴル戦では伊東のクロスにヘディングで合わせてゴールを奪った。カウンター発動、ボールホルダーへのプレスにおいてその韋駄天は大きな武器だが、キルギス戦ではボールが収まらずに前線で孤立した感は否めない。

■鈴木武蔵(札幌)=★★☆☆☆

2試合(16分)
ミャンマー戦:途中出場/13分
モンゴル戦:SUB
タジキスタン戦:SUB
キルギス戦:途中出場/3分

 大迫のバックアップ候補では唯一のノーゴール。キルギス戦の後半アディショナルタイム、原口のクロスをゴール前で待ち受けてハイジャンプを見せたが、わずかに届かなかった。出場時間16分間で結果を残すのは容易ではないが、スピードを生かした裏への抜け出しやポストプレーでアピールの機会を増やしたい。

■浅野拓磨(パルチザン)=★★☆☆☆

1試合(26分):1得点
ミャンマー戦:未招集
モンゴル戦:SUB
タジキスタン戦:途中出場/26分/1得点
キルギス戦:SUB

 パルチザン移籍を契機に、10月の2連戦から継続招集。敵地でのタジキスタン戦で左サイドハーフに入り、酒井のクロスに飛び込んで約2年ぶりのゴールを決めた。しかし、その試合で久保建英のお膳立てしたチャンスを外すなど決定力が課題で、同じスピードタイプの永井に後れを取っている。本人も「今は代表のなかでも下にいる選手だと思う」と巻き返しを期している。

■鎌田大地(フランクフルト)=★★★☆☆

2試合(109分):1得点
ミャンマー戦:未招集
モンゴル戦:途中出場/29分/1得点
タジキスタン戦:先発/80分
キルギス戦:SUB

 モンゴル戦で遠藤のミドルシュートのこぼれ球を頭で押し込み、代表初ゴール。タジキスタン戦では先発1トップを任された。もっとも、持ち味が生きたのは、南野とのポジションチェンジでトップ下に入ってから。鎌田自身、フランクフルトでのプレーも踏まえて中盤での出場が理想だと示唆するコメントを残している。

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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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