浦和、大一番のACL決勝第2戦へ 大槻監督が語った修正点とは? 「非常にありがたい」
敵地での第1戦は0-1で敗戦、大槻監督は「もう少し良い状況でやらせてあげたかった」
浦和レッズの大槻毅監督は、15日のトレーニング後に記者会見を行い、24日に控えるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の第2戦、アル・ヒラル(サウジアラビア)との決戦に向けて修正点を語った。
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浦和は5日にリーグ戦の川崎フロンターレ戦をホームで終えると、そのままナイトフライトで中東入りした。しかし、経由地もあるタイトな移動には24時間ほどかかったため、現地時間9日に敵地で迎えた決勝初戦には満足な準備期間を取れたとは言い難かった。
そうした状況もあり、大槻監督は「初戦はどうしても、移動してからの時間が限られていたので、もう少し良い状況でやらせてあげたかったというのが本音」と話す。その状況での初戦は、かなりボールを支配されたなかでの0-1となった。それでも大槻監督は「一戦目で、こちらが離せればいいですが、大きくスコアが離れて現実的でなくなるのが一番嫌だったので、少し固いゲームになった」と、あくまでも第2戦が残っている状況がそうさせた面があると話す。
そのゲームでクローズアップされたのが、相手の右サイドにいたペルー代表MFアンドレ・カリージョに切り崩されたこと。それについて大槻監督は、アル・ヒラルがチーム全体としてそれまでのスカウティングを超えるプレーを見せていたことを明かしている。
「あそこまでテンション高く球際に来る、バチンと来るような姿勢は、彼らがこのファイナルに賭けていることに映像だけでは伝わらない部分として感じた。アル・サッド(カタール)との準決勝でもそんなになかったし、その前の試合や国内の試合のところでもなかった。(右サイドが)彼らの強みであることは事実だし、守備的な観点だけじゃなくて、バランスとして、あそこの回数を減らすことがどうしたらできるのか。または回数を減らせたとしても対峙する選手がいるので、そうした準備はしたい」