“ポスト長友”を探せ! 次世代の左SBレギュラー候補3人を厳選、最右翼の有望株は?
右を主戦場とする菅原の“左抜擢”もありか リオ五輪世代の小川も左足が大きな武器
同じ東京五輪世代では、DF菅原由勢(AZ)も候補者の1人か。厳密に言えば、菅原は今夏に移籍したオランダ1部AZで右サイドバック、あるいは右ウイングでプレーし、左サイドが主戦場ではない。それでもU-17日本代表時代には左SBも経験しており、GK以外はどのポジションでもこなすユーティリティー性は魅力。対人の強さとダイナミックな攻撃参加を磨けば、面白い存在だ。
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FC東京のDF小川諒也(FC東京)も、飛躍が期待される逸材だ。これまで代表経験はほとんどなく、リオデジャネイロ五輪前にU-23代表候補合宿に招集されたのみ。それでも今季は、強気なドリブルと左足の正確なクロスで首位を走るチームを支えてきた。怪我が多いのは玉に瑕だが、“対世界”を見据えたうえでは身長183センチのサイズもアピールポイントの一つだろう。
今回、3月以来の代表復帰を果たしたDF佐々木翔(サンフレッチェ広島)はすでに30歳。9月から継続招集されている24歳のDF安西幸輝(ポルティモネンセ)もバックアッパーの域を抜け出せていない。
前述の3人に加え、コパ・アメリカでA代表に初選出されたMF菅大輝(北海道コンサドーレ札幌)、190センチの長身を誇るDF町田浩樹(鹿島アントラーズ)、最終ラインならどこでもこなすDF古賀太陽(柏レイソル)ら東京五輪世代の突き上げに期待したいところだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)
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