いまだに発給されない労働ビザ　地元紙は「彼の到着に疑問の影」と報じる

　ダンディー・ユナイテッドのミクス・パーテライネン監督は、オランダ1部6位のNECが獲得に乗り出している日本代表GK川島永嗣との正式契約に自信を浮かべている。地元紙「クーリエ」が報じている。

　11月第1週にスコットランド1部最下位のクラブと移籍で合意に至った川島だが、英国内務省による労働ビザ発給の遅れにより、いまだにチーム練習に合流することすら許されていない。

　記事では「32歳の代表選手はビザ発給の手続きのために先週日本で英語の試験を受けた。オランダのNECが獲得のハイジャックを試みていると報じられる中、彼の到着に疑問の影が差している」とレポートされており、オランダ1部クラブの横槍に警戒を示している。

　だが、指揮官は「エイジは1週間ぐらいでここに来るだろう」と語っている。2部降格一直線のダンディーUだが、ビザ発給の遅れは想定外。このままオランダ移籍となる可能性も、スコットランドで取り沙汰されている。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images