ベンゲルが過熱するファン・ハール解任報道に激怒 「敬意を欠いている」

マンUで四面楚歌のオランダ人指揮官を擁護

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督がマンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督の成績不振による解任報道について「敬意を欠いている」と激怒。四面楚歌のオランダ人指揮官を擁護している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 現在リーグ2位と好調のガナーズを率いるフランス人指揮官は、「私は推測の世界に足を踏み入れたくない。個人的にルイス・ファン・ハールに多大な敬意を払っている。あそこで起きていることは、敬意を欠いた瞬間だ。彼はフットボールの世界で30年間仕事をしている。質の高い、信じられない仕事をしてきた。彼には当然さらなる時間が値する」と語った。

 ユナイテッドは現在、6試合連続で勝利がなく、ファン・ハール監督の解任論が高まっている。後任にはチェルシー監督を解任されたばかりのジョゼ・モウリーニョ氏が浮上するなど、その立場は危機的状況に瀕している。

「個人的には監督には早期退任をしてもらいたくない」

 アーセナルで20年という異例の長期政権を築く名将は、最後まで四面楚歌のオランダ人監督に援護射撃を送っていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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