U-22代表、練習試合で堂安のみ出場なし 横内コーチが理由明かす「律はちょっと…」
広島との練習試合で欧州組は出場時間短めで調整
U-22日本代表は14日、広島市内でJ1サンフレッチェ広島と練習試合(35分×2本)を行い、0-1で敗れた。17日の親善試合U-22コロンビア戦(エディオンスタジアム広島)に向けての一戦で、A代表ながら今回の活動に専念するMF堂安律(PSV)は唯一不出場に終わった。横内コーチはその理由を明かした。
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試合は前半をGK谷晃生(ガンバ大阪)、DFは岩田智輝(大分トリニータ)、立田悠悟(清水エスパルス)、瀬古歩夢(セレッソ大阪)が3人並び、両サイドをMF菅大輝(北海道コンサドーレ札幌)、長沼洋一(愛媛FC)が務めた。ボランチにはMF原輝綺(サガン鳥栖)、主将の中山雄太(ズウォレ)、左シャドーにMF食野亮太郎(ハーツ)、右シャドーにMF鈴木冬一(湘南ベルマーレ)が入り、1トップはFW小川航基(水戸ホーリーホック)の3-4-2-1で始まった。
立ち上がりから広島に押し込まれ、なかなか好機を作り出せず。前半28分には岩田が足を踏まれて途中交代し、MF高宇洋(レノファ山口)が投入された。0-0のまま試合は後半へ突入。開始からGK大迫敬介(広島)FW上田綺世(鹿島アントラーズ)、MF田中駿汰(大阪体育大)、DF板倉滉(フローニンゲン)に加えて前日13日に合流したMF三好康児(アントワープ)が出場。同11分にはMF菅原由勢(AZ)が出場するも、流れを変えることができないまま後半13分に失点した。
1点ビハインドの状態で三好に代わってMF久保建英(マジョルカ)、食野に代わってFW前田大然(マリティモ)、その2分後には原に代わって浦和レッズでAFCチャンピオンズリーグの決勝に出場していたMF橋岡大樹が投入された。同29分、久保はボールを持つと前を向き、前線で抜け出す上田へ絶妙なパス。決定的なシーンだったが、上田のシュートはわずかに外れ、同点とすることはできなかった。