新潟GK福村がPK3本を止める活躍

　一進一退の攻防は後半に入っても続いた。双方ともに攻撃的な姿勢を見せてゴールに迫るが、シュートに持ち込めそうな場面でDFが最後まで粘ってブロックする場面が続く。見ごたえのある熱戦が展開された。試合は共にゴールを割ることができず、1-1のまま15分ハーフの延長戦に突入した。

　延長に入っても、両チームの最終ラインが局面での個々の対決でことごとく相手を押さえ、ビッグチャンスを作らせない。結局、延長戦ではスコアが動かず、試合はPK戦に突入した。

　そして双方が2人ずつ失敗して迎えた5人目、先攻の新潟はDF中村楓がゴール左に決めて成功。一方のベレーザは、MF阪口がゴール右を狙ったが、新潟GK福村香奈絵がセーブ。新潟は福村が3本を止める活躍でPK戦を3-2で制し、27日の決勝へと駒を進めた。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images