「疑いが残る」 キルギス守護神、“原口FK弾”のセーブ失敗に海外メディア注目

日本代表MF原口元気【写真:Yukihito Taguchi】
日本代表MF原口元気【写真:Yukihito Taguchi】

日本はキルギスを2-0で撃破しW杯2次予選で4連勝を達成

 日本代表は現地時間14日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第4節でキルギス代表と対戦し、敵地で2-0と勝利を収めた。海外メディアは日本が2点目となる直接FK弾を決めた際、セーブに失敗したキルギス代表GKクトマン・カディルベコフに「物事をより簡単にさせてしまった疑いが残る」と指摘している。

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 ピッチ状況が劣悪な環境で迎えたアウェー戦、日本はなかなかチャンスを生み出せない展開が続いていたが、前半41分、スルーパスに抜け出した日本代表MF南野拓実(ザルツブルク)がペナルティーエリア内で転倒し、PKを獲得。これを自ら決め切り、リードしてハーフタイムを迎えた。

 1-0で迎えた後半8分、ペナルティーエリア手前でFKを獲得すると、キッカーを務めた日本代表MF原口元気(ハノーファー)が鮮烈なコントロールショットをゴール左隅に突き刺し、追加点を奪った。試合はそのまま終了し、日本はアジア2次予選で4戦全勝を達成している。

 衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は「日本がキルギスを撃破し、4連勝を達成」と見出しを打って速報を出した一方、原口の直接FK弾の場面については「GKクトマン・カディルベコフがハノーファーのアタッカーに対し、物事をより簡単にさせてしまった疑いが残る」と指摘している。

 シュートコース方向にポジションを取りながらもセーブできなかったキルギス守護神について厳しい言葉を投げかけていたが、日本代表GK権田修一(ポルティモネンセ)はピンチの場面で的確なセービングを見せていただけに、守護神のパフォーマンスが勝敗の分かれ目となった見方もできるかもしれない。

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