日本代表、W杯予選キルギス戦「予想布陣」 堂安不在の右MF、状態に不安のボランチは?

W杯予選キルギス戦「予想布陣」【写真:Football ZONE web】
W杯予選キルギス戦「予想布陣」【写真:Football ZONE web】

最終ラインはタジキスタン戦と同じ顔触れが濃厚 ボランチはコンディションが不安も…

 森保一監督率いる日本代表は、14日(現地17時15分/日本時間20時15分)に敵地でカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選キルギス戦に臨む。FIFAランキング94位ながら「個のフィジカルの強さがあり、技術的にもしっかりした規律のとれたチーム」(森保監督)相手にどのようなメンバーを起用するのか。

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 主力格である冨安健洋(ボローニャ)の招集が見送られた最終ラインは、10月の敵地タジキスタン戦と同じ顔触れになりそうだ。12日に行われた5対5のミニゲームでは、酒井宏樹(マルセイユ)、植田直通(セルクル・ブルージュ)、吉田麻也(サウサンプトン)、長友佑都(ガラタサライ)が並んだ。植田はタジキスタン戦で不安定な部分もあったが、サイズやフィジカルの強さを考えれば最有力と言っていいだろう。

 守護神は引き続き権田修一(ポルティモネンセ)か。権田と川島永嗣(ストラスブール)は今季所属クラブでリーグ戦に出場しておらず、レギュラーとしてプレーしているのはシュミット・ダニエル(シント=トロイデン)のみ。試合勘を考えればシュミットの可能性も否定はできないが、権田は独自の調整法を確立しており、9月の国際親善試合パラグアイ戦から4試合連続でクリーンシートを達成している安定感も評価は高そうだ。

 懸念材料があるとすればボランチだろう。ゲームメーカータイプの柴崎岳は不動の存在だが、スペイン2部最下位に低迷するデポルティボ・ラ・コルーニャで3戦連続出番なしと苦境に直面している。さらに、遠藤航もドイツ2部シュツットガルトでリーグ戦出場1分のみ。橋本拳人(FC東京)も前日練習で合流したとはいえ、12日には全体メニューを回避している。所属クラブで試合に出場し、W杯予選を経験しているという意味では、山口蛍(ヴィッセル神戸)の抜擢も選択肢の一つかもしれない。

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