子供が玩具を取られた気分… バルサMFラキティッチ、トレード要員に「悲しさ」吐露
出場機会が激減した現状について言及 「僕からボールを奪い取った」
バルセロナに所属するクロアチア代表MFイバン・ラキティッチは、元アルゼンチン代表FWホルヘ・バルダーノ氏のテレビ番組に出演し、自身が過ごしている難しいシーズンについて語った。その様子をスペイン紙「マルカ」が報じている。
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バルセロナに加入して以降、トップチームで活躍を続けてきたラキティッチだが、今シーズンの開幕前にはパリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールとのトレード要員に挙げられた。しかし、移籍は実現せず。今シーズンはほとんどの時間をベンチで過ごしている。
番組内でラキティッチは、「子供が玩具を取られたらどんな気分になるか分かりますか?」と問いかけ、「悲しさだよ。僕は同じように感じている。彼らは僕からボールを奪い取った。悲しいよ」と、心情を明かした。
ラキティッチは、2014年夏にセビージャからバルセロナに加入すると、安定したパフォーマンスを示してきた。そして、彼自身はまだチームに貢献できると確信している。
「監督か、クラブか分からないけれど、その判断は理解できるし、尊重するよ。この5年間、バルセロナからは多くのものを与えてもらった。そして、これからもここでの時間を楽しみたいんだ。僕はまだ31歳で、38歳ではない。自分がベストな状態にあると感じているよ」
ここまでリーガ・エスパニョーラでは7試合197分の出場に留まっているラキティッチは、リーグ戦で首位を走っているバルセロナで、再び自身の価値を証明することができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)