キルギス、主力FWが前日に負傷 監督は日本戦出場に期待「明日までまだ時間はある」
18年11月の対戦でも出場したルクスが前日に負傷「簡単な試合になるとは思わない」
キルギス代表のアレクサンデル・クレスティニン監督が13日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選・日本戦(14日/ドレン・オムルザコフ・スタジアム)に向けて、首都ビシュケク内のホテルで前日会見に臨んだ。今予選2試合で先発出場しているFWビタリー・ルクスが前日の練習で負傷したと語った一方、日本戦で「出られると期待する」と攻撃の要の出場に望みをかけた。
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キルギス代表は昨年11月のキリンチャレンジカップ(豊田)で日本と対戦。DF山中亮輔、MF原口元気、FW大迫勇也、MF中島翔哉にゴールを奪われ、0-4で敗れた。
その後、今年行われたアジアカップではグループ3位ながら決勝トーナメントに進出し、UAEと延長戦までもつれ込む熱戦を展開。カタールW杯アジア2次予選でも、ここまでミャンマーとモンゴルに勝利して日本に次ぐグループ2位(2勝1敗)につけるなど、チーム力を向上させている。
そんななか、12日の練習でアクシデントは発生。ドイツでプレーし、前回の対戦では1トップで先発出場したアタッカーのルクスが負傷したという。海外メディアから状態を問われたクレスティニン監督は、「明日までまだ時間があるので、医師ができるだけのことをしています。出られると期待します」と回復に望みをかけた。
一方で、日本戦については「簡単な試合になるとは思わない」と展望している。
「日本はワールドカップに何回も参加しているので、強いことは分かっている。中盤だけじゃなく、全員がとても強い選手。ただどんなチームでも弱点があるので、そこを上手く突ければ熱い試合になると思う。キルギスチームとしてはできるだけのことをする」
クレスティニン監督は、日本戦勝利に向けて静かに闘志を燃やしていた。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)