インテル監督、好発進も…選手層の薄さに嘆き 今冬の獲得リクエストを出した3選手は?
首位ユベントスと勝ち点「1」差の2位も…コンテ監督はFW陣のテコ入れを熱望
イタリア・セリエAの名門インテルは、第12節まで終えた今季のリーグ戦で10勝1分1敗、首位ユベントスと勝ち点「1」差の2位と好スタートを切っている。2009-10シーズン以来のリーグ制覇へ期待が高まる一方、今季から指揮を執るアントニオ・コンテ監督は選手層の薄さを嘆いている。そうしたなか、イタリア紙「トゥット・スポルト」は、コンテ監督がリクエストした前線の補強リスト3人を報じている。
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今夏にコンテ監督の招聘を決めたインテルは、シーズン開幕前にマンチェスター・ユナイテッドからベルギー代表FWロメル・ルカクを獲得し、移籍市場の終了間際にはユナイテッドからチリ代表FWアレクシス・サンチェスも期限付き移籍で獲得した。しかし現在、サンチェスは負傷により離脱となっている。
中盤から前線にかけての選手層が薄いことを、コンテ監督は折に触れて話しているが、指揮官はクラブ側に前線で3名の獲得リクエストを出したという。それが、指導経験を持つチェルシーのフランス代表FWオリビエ・ジルー、ジェノアのコートジボワール人FWクリスティアン・クアメ、SPALのイタリア代表招集経験を持つFWアンドレア・ペターニャだとされた。
すでに実績がありファーストトップ型のジルーに加え、21歳のクアメ、24歳のペターニャとも高さを備えた屈強なFW。同紙では「3人すべてを獲得というのは難しいが、冬の獲得はこの中から出てくる」と伝えている。
前述のルカクとサンチェスに加え、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの3人が軸になる前線だが、ユベントスの9連覇を阻むために指揮官の求める新戦力が、冬の移籍市場でやって来ることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)