「100回はリピートした」 リバプールMF、“カメラ直撃”の弾丸ミドルに反響「衝撃的」
プレミア天王山はリバプールに軍配 ファビーニョが弾丸ミドルで先制点奪う
リバプールは現地時間10日、プレミアリーグ第12節でマンチェスター・シティとの天王山を迎え、ホームで3-1と勝利を収めた。“ハンド疑惑”で物議を醸す頂上対決となったが、先制点となったブラジル代表MFファビーニョの強烈なミドル弾に「パワフルショットで衝撃的なゴール」「とても美しく、そして価値のある一撃」と反響が寄せられている。
開幕11試合で10勝1分の無敗で首位を快走するリバプールは、2位シティを本拠地アンフィールドに迎えた。今季の行方を占う一戦は、開始早々に大きなターニングポイントが訪れる。前半5分、シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウバにペナルティーエリア右への侵入を許すと、クロスがイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの腕に接触。シティの選手たちはハンドをアピールしたが、主審は笛を吹かずにプレーは続行されることに。
一気にカウンターに転じたリバプールは、セネガル代表FWサディオ・マネが左サイドを突破してクロスを供給した。そして相手のクリアボールをペナルティーエリア手前で拾ったファビーニョは、そのまま右足を一閃。約28メートルの距離から放たれた一撃は、ゴール左に突き刺さった。
アーノルドの“ハンド疑惑”から約22秒で先制点が生まれたが、ファビーニョの鮮烈なミドル弾をリバプール公式インスタグラムが「衝撃的なストライク!!」と取り上げると、ゴール裏に設置されたカメラからの映像を公開。異様な伸びを見せるシュートが吸い込まれるようにゴールマウスへと迫り、最後はカメラに直撃してひっくり返っていた。
コメント欄では「100回はリピートしている」「パワーショット! 稀だが衝撃的なゴールだ」「これを防げる者は誰もいない」「とても美しく、そして価値のある一撃だった」「カメラが破壊された」「このアングルこそ、私が見たかったものだ」「なんてロケットなんだ!」とファンから反響が沸き起こっている。
この試合の結果により、リバプールとシティの“2強”の間には勝ち点9差がつくことになった。今季のプレミアの覇権争いをリードするうえで、ファビーニョが重要な働きを見せたことは間違いないだろう。