「僕自身のプレーは変わらない」 南野拓実、“堂安&久保不在”の影響への見解は?
U-22日本代表の活動で堂安と久保が不在 右サイドハーフは伊東、原口、浅野が候補か
森保一監督率いる日本代表は12日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選キルギス戦に向けて現地で2日目の練習を行った。今回、MF堂安律(PSV)とMF久保建英(マジョルカ)がU-22日本代表の活動に回り、2列目の顔ぶれが変わる可能性があるが、同日未明に合流したMF南野拓実(ザルツブルク)は、「僕自身のプレーは変わらない」と自らの役割に徹することを誓った。
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森保ジャパンは、今回のアジア2次予選でミャンマー、モンゴル、タジキスタン相手に3連勝。なかでも南野は3試合連続ゴールで攻撃を牽引してきた。グループ2位のキルギス(FIFAランキング94位)と対戦する14日の試合では、カズこと元日本代表FW三浦知良(横浜FC)を抜くW杯予選開幕から4試合連続ゴールの記録が懸かる。
ゴールに関して「もちろん、個人的にはそこでチームに貢献したい気持ちはある」と話しつつも、攻守にわたるプレーの重要性を南野は説く。
「代表で求められること、チーム(ザルツブルク)で求められることは少し違う。頭の切り替えは、今までは上手くできていると思う。代表の選手としてのスイッチをしっかり入れて、そこを上手くプレーできる手応えはつかめている。守備とか、切り替えの部分とか、攻撃の起点になることも求められる。献身性はしっかり出していきたい」
今回、新体制発足から2列目で連係を構築してきた堂安は、U-22日本代表活動のため不在。10月のW杯予選モンゴル戦(3-0)で3アシストを決めたMF伊東純也(ヘンク)、主に左サイドでプレーしてきたMF原口元気(ハノーファー)、前回のW杯予選タジキスタン戦(3-0)で左サイドハーフに入ったMF浅野拓磨(パルチザン)らが右サイドの候補となるが、南野は“自然体”を強調した。
「僕自身のプレーは変わらない。選手が変わっても、僕らにはクオリティーの高い選手が揃っている。メンバーもまだ分からないし、まずは自分の仕事に集中したいかな」
森保ジャパンでチーム内得点王(10ゴール)の南野にゴールが生まれれば、森保ジャパンは勝利にぐっと近づくはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)