名将ベンゲル、過去に獲得を試みた“ドリーム11”を海外発表 慧眼を象徴するラインナップに
ブッフォンやロナウジーニョ、ベイルらの名前が挙がる
イングランドの名門アーセナルを長く率いたアーセン・ベンゲル氏は衛星放送「ビーイン・スポーツ」のインタビューで、アーセナル時代にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの獲得を試みたと明かしたが、名将が狙ったスーパースターはそれだけではなかった。同メディアはベンゲル氏のドリーム・イレブンを発表している。
GKは元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン。1996年にアーセナルの監督に就任したベンゲル氏は、元イングランド代表GKデイビッド・シーマンに代わる守護神を求めており、そこで白羽の矢が立ったのが、98年当時まだパルマでプレーしていたブッフォンだった。だが、2001年にユベントスが当時GKとしては史上最高額のオファーを提示。トリノに渡ったレジェンドは、それから9回のセリエA制覇を果たした。
3バックは、元スペイン代表DFジェラール・ピケ、ベルギー代表DFヴァンサン・コンパニ、フランス代表DFラファエル・ヴァラン。ベンゲル氏によると、2003年にバルセロナから元スペイン代表MFセスク・ファブレガスを獲得した際、ピケとの契約も試みたそうだ。ただ、ピケはマンチェスター・ユナイテッドを選択し、その後にカンプ・ノウに戻ると世界最高のDFの1人として成功を収めた。
中盤には、ベルギー代表MFエデン・アザール、元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレ、元ブラジル代表ロナウジーニョ、ウェールズ代表MFギャレス・ベイルの4選手が名を連ねた。
2001年にロナウジーニョ獲得を目指した際は、労働許可が壁に。「彼がパリ・サンジェルマン(PSG)に行く前に契約できそうだった。彼の兄弟にPSG移籍のずっと前、彼がまだ20歳の時に会っていたが、こっちの規則の問題でイングランドに連れてくることができなかった」と悔やんでいる。
ベイルの時は、同じサウサンプトンのユースで育ったセンセーショナルな若手として、元イングランド代表FWテオ・ウォルコットとの選択となった。ベンゲル氏はそこでウォルコットを選んでいる。