岡崎慎司、“ノーゴール判定”の多さに現地紙嘆きも… 「貢献度を表している」と高評価
9日のオビエド戦で二つの“幻のゴール” 今季ここまで5回のノーゴール判定を受ける
スペイン2部ウエスカの日本代表FW岡崎慎司は現地時間9日、ホームで行われたリーグ第15節オビエド戦で10試合連続の先発フル出場を果たし、3-1の勝利に貢献した。一方で2度にわたってVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によるゴール取り消しの憂き目に遭ったなか、地元紙は「認められたゴールよりも無効にされたゴールのほうが多い」と“不運”を嘆きつつ、ストライカーとしてのプレーに高い評価を与えている。
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オビエド戦ではウエスカが序盤からゲームを試合し、前半15分にFWダニ・ラバが先制点を奪取。5分後にはMFミケル・リコが追加点を奪い、リードを広げた。その後1点を失って2-1で迎えた後半、岡崎は2度にわたってゴールネットを揺らしたものの、いずれもVAR判定によって“幻のゴール”に。結局、後半42分にリコがこの日2点目のゴールを奪って、ウエスカは3-1の快勝を収めた。
そんななか、スペインの地元紙「エラルド」は「岡崎:認められたゴールよりも無効にされたゴールのほうが多い」と見出しを打ち、日本人ストライカーの現状に言及。「8回もゴールネットを揺らしているにもかかわらず、ゴールが認められてスコアボードに記録されたのは3回だけだ」としたうえで、ゴールに肉薄するプレーの増加を評価している。
「このデータは日本人が見せている最近の貢献度を表しているとも言える。第14節テネリフェ戦(0-0)では正確なヘディングでのゴールが取り消され、オビエド戦では2つのゴールが認められなかった。一つを除き、オフサイド判定だった」
一瞬のスキを突いてゴールを狙うストライカーにとって、紙一重の差でノーゴール判定となることは珍しくない。そうした状況を生み出していること自体が、現地紙にとって評価の対象となっているようだ。また、スペイン全国紙「AS」も同様のデータを引き合いに出しながら「日本人ストライカーはウエスカに完璧にフィットし、ミチェル・サンチェス関東の戦術的要求にも応えている」と称賛している。
ここまで3ゴールという結果以上に、その働きぶりを現地で評価されている岡崎。今のパフォーマンスを継続していけば、“認められる”ゴールの割合は自ずと増えていくはずだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)