森保監督、堂安&久保不在の2列目への見解は? 「日本の層の厚さを示すチャンス」

日本代表の森保監督【写真:AP】
日本代表の森保監督【写真:AP】

レギュラーの堂安が不在の右サイドに入るのは…好調の伊東か、それとも原口or浅野!?

 森保一監督率いる日本代表は、14日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でキルギス(FIFAランキング94位)と敵地で対戦する。今回はMF堂安律(PSV)とMF久保建英(マジョルカ)がU-22日本代表の活動に回ったことで、2列目の組み合わせが変動する可能性があるが、指揮官は「日本の層の厚さを示すチャンスでもあると思う」との見解を示した。

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 アジア2次予選開幕3連勝(11得点・無失点)と、現行のホーム&アウェー方式になった2006年ドイツW杯予選以降の予選で最高のスタートを切った森保ジャパン。14日にはグループF2位(2勝1敗)のキルギスと敵地で対戦する。今回の国際Aマッチウィークには、キルギス戦後の17日にU-22日本代表、19日にはA代表のキリンチャレンジカップが組まれており、初陣から右サイドのレギュラー筆頭として君臨してきた堂安、今年6月にA代表デビューを飾った新進気鋭の久保は年代別代表の活動に回った。

 攻撃の中核を担うMF中島翔哉(ポルト)とMF南野拓実(ザルツブルク)は不動として、右サイドは10月のW杯予選モンゴル戦(6-0)で3アシストを記録したMF伊東純也(ヘンク)をはじめ、MF原口元気(ハノーファー)や前回のタジキスタン戦で左サイドに入ったMF浅野拓磨(パルチザン)も選択肢になりうる。森保監督は、選手が入れ替わることに関しては「まったく心配していない」という。逆に、「日本の層の厚さを示すチャンスでもある」と考えているからだ。

「A代表から東京オリンピックチームのU-22代表までラージグループと考えているので、そこは目の前の試合の結果にこだわりつつ、全体のレベルアップができるようにと思ってメンバーを構成している。これまでも、誰とでも合わせられるようにと考えてやってきた。限られた選手だけで大会を戦い抜いて結果を出すのはなかなか難しい。層が厚いチームは最後に結果を出せると思っている。そういう意味では、チームの層の厚さを示すとともに、層の厚さをレベルアップさせることができると考えている」

 堂安不在の右サイドに誰を起用し、FW大迫勇也(ブレーメン)不在の1トップと2列目を機能させるのか。キルギス戦は森保監督の采配に注目が集まる一戦になりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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