日本代表DF長友がCLレアル戦で感じた“世界との差” 「目の前の相手と勝負できない」
マッチアップしたレアル18歳FWロドリゴを称賛「インテリジェンスにはびっくりした」
日本代表DF長友佑都(ガラタサライ)は、日本代表活動に合流前の現地時間6日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節でスペインの名門レアル・マドリードに0-6の大敗を喫した。「目の前の相手と勝負できない」と世界トップレベルの基準を独自の言葉で語っている。
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長友が所属するガラタサライは、10月23日にホームで行われたCLグループステージ第3節(0-1)ではレアルを最少失点に抑えるなど健闘したが、6日に行われた敵地での第4節ではブラジル人FWロドリゴにハットトリック、元フランス代表FWカリム・ベンゼマに2ゴールを決められるなど、格の違いを見せつけられる結果となった。左サイドバックで先発出場した長友は、「ちんちんにされて、本当の世界のトップの基準を見せられた」と振り返る。
「勝負できないんですよね、目の前の相手と。勝負する前に、もう勝負を終わらせられている。それはポジショニングもそうだし、立ち位置もそうだし、ランニングのコースもそう。常にゴールとつながっている。目の前の相手と戦えない状況、これが世界のトップになればなるほど、僕はその差を感じる」
とりわけマッチアップしたロドリゴには、百戦錬磨の長友も舌を巻く。
「18歳であのインテリジェンス、賢さにはびっくりした。正直1対1で彼と戦ったところがない。僕が1対1をしに来てほしいなというところで止まられて、でも裏に抜けられそうだなと思うから僕は裏に重心が行くんですけど、止まられて3メートルとか幅を作られてはたかれて、見えない勝負が上手い。18歳のあの選手がこれをできる(から凄い)」
これまで国際Aマッチ121試合に出場してきた長友も、中央アジアに属するキルギスとの対戦は今回が初。FIFAランキング94位の相手に、レアルに見せつけられたような戦いを仕掛けたいと、14日に行われる敵地でのカタール・ワールドカップ・アジア2次予選を展望する。
「前回のタジキスタン戦は立ち上がりが良くなかったので、彼らを(勢いに)乗らせてしまった。日本は強いんだぞ、これだけ力があるんだぞと最初の10分、15分で相手の心を折るような戦いをしたい」
敵地での難しい試合に臨むチームを、長友がどのようにリードするかも見どころになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)