「まさか到達するとは…」 吉田麻也、8人目の100試合出場を懸けた“自分史上最高”の追求
A代表デビューから10年間で99キャップ キルギス戦で大台の「100試合」到達を狙う
森保一監督率いる日本代表は13日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選キルギス戦に向けて、試合会場となるドレン・オムルザコフ・スタジアムで前日練習を実施。敵地での一戦で史上8人目となる国際Aマッチ通算100試合出場が懸かるDF吉田麻也(サウサンプトン)は、「常に自分史上最高のパフォーマンスを出せるように意識してやっている」と語った。
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北京五輪世代の吉田は2010年1月のイエメン戦でA代表デビュー。W杯2度の出場を誇り、これまで10年間で99キャップを刻んできた。14日に行われる敵地でのキルギス戦に出場すれば、史上8人目の100試合出場となる。
吉田は「まさか到達するとは思ってなかった。とにかく今は100試合を達成しているわけではないので、目の前の試合に集中していつも通り自分がやるべきことをやるだけ」と話しつつ、これまでの自身が続けてきた信条について触れた。
「毎回思っているのは前回よりもいいプレー、その前よりいいプレーと思っている。常に自分史上最高のパフォーマンスを出せるように意識してやっていますし、その小さな一つ一つが100という数字につながったと思うので、やることは変わらないです」
吉田にとっては「100試合」も通過点に過ぎない。DFでは中澤佑二氏、井原正巳氏がそれぞれ上位に名を連ね、チームメイトの長友佑都(ガラタサライ)は今も記録を伸ばしている。吉田も“自分史上最高”を追い求めて、これからも走り続ける。
国際Aマッチ出場ランキングTOP10(19年11月13日時点)は以下のとおり。
1位:遠藤保仁(MF) 152試合
2位:井原正巳(DF) 122試合
3位:長友佑都(DF) 121試合
4位:岡崎慎司(FW) 119試合
5位:川口能活(GK) 116試合
6位:長谷部誠(MF) 114試合
7位:中澤佑二(DF) 110試合
8位:吉田麻也(DF) 99試合
9位:本田圭佑(MF) 98試合
9位:中村俊輔(MF) 98試合
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)