気温一桁の厳しい寒さも…森保監督は選手の“適応力”に自信 「鈴木武蔵は普通ですと」
キルギス戦は気温5℃以下の厳しい環境で戦う可能性も…森保監督は「問題ない」と見解
日本代表は14日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でFIFAランキング94位のキルギスと対戦する。底冷えする寒さ、良好とは言えないピッチと中央アジアでのアウェーゲームに懸念材料も多いなか、森保一監督は「相手は死に物狂い戦ってくると思う」と警戒した。
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W杯予選開幕4連勝を懸けて戦うキルギスは、日本の北海道から東北地方北半分と同緯度で、国土の約90%が海抜1500メートル以上に位置する中央アジアの山岳地帯。日中で日が当たっていても気温は一桁台で息も白くなり、現地の人々もダウンジャケットにニット帽やマフラーを着用するほど寒い。現地初練習となった11日の練習中は5℃で、17時15分キックオフのゲームではさらに気温が下がるかもしれない。
森保監督は「日本から来た選手にとっては寒いところはありますけど」と語りつつも、欧州組の適応力に静かに自信を覗かせる。
「ヨーロッパから来た選手はもうすでに寒さの中でプレーしていると思うので、問題ないと思います。(札幌所属の)鈴木武蔵は普通ですと言っていましたね(笑)」
キルギスは昨年11月に日本で対戦し、4-0と快勝した相手。アレクサンデル・クレスティニン監督が引き続き指揮を執るなど情報も多いが、「非常に個のフィジカルの強さがある。技術的にもしっかりした規律のとれたチームかなと思っています」と指揮官は警戒する。
「ホームとアウェーとの戦いは違います。前回は素晴らしい豊田のピッチのなか、日本代表のサポーターが我々の背中を押してくれて、いい戦いができた。去年キルギスに勝ったとはいえ、(今回は)完全アウェーの雰囲気の中で戦わないといけない。相手のパワーは増してくる、環境面でもピッチは日本のように良くはない。ミスなども出てくる局面も出ると思う。相手は死に物狂いで戦ってくると思うので、球際の戦いだったり切り替えのスピードで負けないように、上回っていけるようにやっていきたい」
再三のスコールと劣悪なピッチに見舞われたミャンマー、人工芝での難しさに直面したタジキスタンで勝利を収めてきた経験も、キルギスの地で生かしたいところだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)