トッテナム、元マンUアタッカー補強へ? 冬に向けて“高額投資”の可能性を英紙指摘
デパイ獲得ならユナイテッド移籍時の2倍の移籍金が発生か
イングランド・プレミアリーグのトットナムは、冬の移籍市場でアタッカーの補強に動く構えを見せているという。英紙「デイリー・ミラー」は、現在はフランス1部リヨンでプレーするオランダ代表FWメンフィス・デパイのイングランド再上陸となるオファーを用意していると報じた。
デパイはオランダの名門PSVから2015年にマンチェスター・ユナイテッドに移籍。クラブの伝統的な背番号である「7」を背負い、当時のルイス・ファン・ハール監督には大きな期待を掛けられたが、徐々に出場機会を失って17年にはリヨンへと移籍していた。
そのデパイに対し、トットナムは5800万ユーロ(約70億円)のオファーを用意しているという。PSVからユナイテッドに移籍した当時の移籍金は2500万ポンド(約35億円)ほどと報じられていたため、実現すれば2倍の金額でのイングランド再上陸になる。
トットナムは中盤の要であるデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが、今季終了後に契約満了を迎える。現在は多くのクラブの注目を集めており、移籍金が得られる冬の移籍市場での放出も噂されているだけに、チーム力の維持に必要な動きも生まれているようだ。
近年は補強よりもチームの熟成によって好結果を積み重ねてきたトットナム。“高額投資”となるデパイを獲得し、プレミア再挑戦のチャンスを与えることになるのだろうか。
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