チェルシー、セルビア代表MF獲得に98億円用意と英紙報道 補強禁止処分の解除を想定か
ラツィオのMFミリンコビッチ=サビッチ獲得を目指す
イングランド・プレミアリーグのチェルシーは現在、FIFA(国際サッカー連盟)から補強禁止処分が下されている。しかし処分が解除された時に向け、早ければ1月の移籍市場で獲得するためにラツィオのセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチとの交渉を進めているようだ。英紙「サンデー・ミラー」が報じている。
ラツィオに所属するミリンコビッチ=サビッチは、17年から18年の夏に向けて多くの欧州のトップクラブから関心を持たれ、移籍が間近とまで言われていた。マンチェスター・ユナイテッドが長らく関心を寄せ、フランス代表MFポール・ポグバの後釜という声もあったほどだ。だが、今夏にラツィオと新契約を締結。「マンチェスター・ユナイテッドの話は終わった」と述べていた。
ただ、ここにきて新たにミリンコビッチ=サビッチ獲得に向けて動き出したクラブがある。それが今夏にフランク・ランパード監督が就任したチェルシーだ。「サンデー・ミラー」は、「ランパード監督が最初に契約する選手になる準備ができている」と伝えている。
チェルシーは現在、FIFAの処分により補強を禁止させられているが、11月20日にスポーツ仲裁裁判所(CAS)から出る判定によって処分が軽減されると考えており、そうなれば1月の移籍市場で選手獲得がオープンになる可能性がある。そうなった時に向け、チェルシーはすでにラツィオとコンタクトを取り、7000万ポンド(約98億円)の移籍金を出す意思を伝えているという。
今季のチェルシーはランパード監督の下、若手とベテランが融合しながらリーグ戦3位につけている。もしミリンコビッチ=サビッチを獲得することができれば、リーグ後半戦に向けて大きな補強となりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)